SPUS 有用安全工房が力を入れている事業の一つ目は、現実に近い状況でリスクアセスメントとリスクリダクションを体験してもらう実感研修「Actual Feel STUDY by Realistic Virtuality」です。実際の機械装置は複雑で規模が大きく、研修として取り扱いが難しいことから、簡単な機構と実機相当の制御から構成される機械装置のモデルを題材にして、危険性 (Danger) の見える化と機能性 (Functionality)の見える化を行います。機械装置のモデルという現実 (Reality)を使いながら、機械の作動と人の動作を仮想 (Virtuality) するところが、他に類のない研修の特徴です。
適切なリスクアセスメントとリスクリダクションにより、安全性の高い機械装置が普及するよう、多くの中小企業に対し実感研修を行います。
危険性の見える化 (Visualizing DANGER)
SPUS 有用安全工房の専門資格者が、ミニチュアのモデル機械を題材にして、危険性の見える化の実習を行います。リスクアセスメントは危険性が出発点になっていることを実習の体験により習得し、あるべき評価を追求できる能力を醸成します。
使用制限設定
使用される状況や環境などの条件に合わせて、リスクアセスメントで必要な使用制限を設定します。
危険源同定
潜在する危険源と条件発生する危険状態に起因する危険事象までの経過を、危険源同定として設定します。
危害想定
危険源の危険性や有害性と危険状態の出現状態から、危険事象ごとに危害を想定します。
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機能性の見える化 (Visualizing FUNCTIONALITY)
SPUS 有用安全工房の専門資格者が、実機相応の装置を用いて、機能性の見える化の実習を行います。リスクリダクションは時間に依存する安全機能で、組み合わせられる構成品や制御仕様に大きく影響されることを実習の体験により習得し、あるべき機能を追求できる能力を醸成します。
安全機能設計
高いリスクに繋がる危険源と危険状態に対し、自然論理や安全論理に基づく安全機能を設計します。
安全構造設計
安全機能を実現するための機械的な構造を部品まで落とし込み、実装する構成品を設計します。
安全回路設計
安全機能を実現するための制御機能を協奏モードで設定し、実装する電気回路を設計します。
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